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  ~田中工藝RILNO~ キッチン工場&ショールーム見学ツアーを行いました

オシャレなオーダーキッチン「RILNO」を作る「田中工藝」さんへ見学に。
そのショールームは宇佐神宮からも近い、国東半島の根っこにある、豊後高田市の「昭和の町」の片隅にあって、
パッと見、オシャレなカフェのよう。
 
オシャレキッチン「RILNO」を作る「田中工藝」は江戸時代から「彦根仏壇」を作る歴史ある会社で、
滋賀よりここ国東に居を移し、数年前まで仏壇を作っていたそう。
オーダーキッチンというと、ひとつひとつ熟練職人の手作りと思いきや、
ショールームから車で数分の広大な工場には、ドイツ製の機械が幾つも並び、
別室でデータ化された図面が次々とラインに送り込まれ、明確で無駄のない流れ作業で製品が作られて行く。
この工場はもともと賃貸住宅用の量産キッチンに対応して作られているものの、
同時に個別のオーダーキッチンも同じラインでスムーズに作られる。まさに看板方色!
 
素材にはメラミンを化粧紙に含浸させた低圧メラミンが用いられ、表面にはセラミック塗装を用いるなど、
強度やメンテナンス性、手触りにもごだわっている。
 
お忙しい中、田中専務にはこんなにオープンにして頂いてよいの?というくらい、
とても丁寧にわかりやすくご説明頂きました。
仏壇とキッチン。作っているモノは違っても100年という歴史を持つ「田中工藝」さんは、
時代に対応する柔軟さを持ちながら、良いものを作るという軸はブレることのない、とても頼もしい会社でした。